そもそも昇格試験って何のためにやってんの?
このような疑問に答えます。
✔ 先に結論👇
- 好き嫌い人事を隠蔽できる
- お金をかけず社員教育できる
✔ この記事の信頼性
- 大手化学メーカーにて6年間社畜達の運命について研究しました
- 会社側の目線で人事制度について徹底調査しました
昔は昇格試験制度なんてなかった
昔は昇格試験制度なんてありませんでした。
ではどうやって昇格者を決めていたかというと、
これらを総合的に評価し昇格者を決めていました。
昔は「好き嫌い人事」
昔は要は「好き嫌い人事」。素行を観察して好き嫌いで決めます。
会社の経営者は、
檻の中の社畜を毎日毎日・・・観察しています
別に試験なんかしなくたって、社畜の査定はとっくに済んでいるわけです。
昇格試験導入の会社側のメリット
ではなんで会社は昇格試験などという面倒な制度を取り入れたのでしょうか?
それはもちろん会社側にメリットがあったからです。
好き嫌い人事の隠蔽いんぺい
昇格試験制度がないと「好き嫌い人事」があまりにも露骨になります。
合格した社畜にとっては問題ありませんが、
落とされた社畜はたまったもんじゃありません。
結局好き嫌いかよ。
そんなら努力しても無駄じゃん。
となります。
実際その通りなのですが、
それだとやる気を喪失した社畜が、モンスター化されます。
それでは会社は困ります。
そこでなんだかよく分からなくするために、次のようなことを昇格試験として実施します。
- インバスケット
- 小論文
- プレゼン
- 面接
- 筆記試験
そして、昇格できるかどうかは、
社畜くんたちの頑張り次第なんだよ。
とします。
この見せかけが、昇格試験トリックの核心です。
落としたい社畜がいれば、
そいつの粗を探して、昇格非承認の理由とする。
君は「プレゼンのあの部分が駄目だったんだよ、来年は頑張れ」
などとテキトーなことを言って、社員を手なづけます。
いい高校に入り、いい大学に入ることが唯一の正義として育ってきた社畜たちは、
この理由で合否が決まることに違和感を覚えません。
僕は非承認の理由を「プレゼンの質疑応答が不完全だった」と伝えらました
- 売上成績対前年170%
- 筆記試験高得点
- プレゼンも練習通りでほぼ完璧
なのに。
お金をかけず社員教育ができる
昇格試験というものは
一応みずから手を上げ応募する形になっています。
志願したんだから、試験の準備は業務時間外に行え!
ってあなたは言われていると思います。
同調圧力と常識に侵された社畜たちは、
定時後や休日に試験の準備をするハメになります。
結果として、会社は一切の時間とお金をかけずに、社員教育できることになります。
まとめ
会社が昇格試験制度を導入する2つの理由について書きました。
追伸
このブログでは脱社畜の記事を多く書いています。
僕が自由を手に入れるために挑戦した副業やその結果についても情報発信しています。