2015年、僕は昇格試験に落ちました。
非承認通知文書を手にしフリーズするぼく。
不合格理由に目を通したときの
こみ上げる怒りを今でも忘れられません。
しかし・・・
冷静になってその理由を読み返してみると、
取って付けたような理由ばかり。
腹立だしいので、
告げられた不合格理由(原文ママ)を公開し
丁寧に論理的に反論していきます。
昇格試験の結果なんて、
会社都合でまず結果が決まり
そのあとで不合格の理由が後付けされていることがよく分かると思います。
実際に受けた昇格試験の概要
2015年にぼくが受けた昇格試験の概要はこんな感じです。
- 中級社員→上級社員(係長)への登用試験
- 当時入社6年目になったばかり
- TOEIC, NMAT, 1年間の業務成果発表会の総合で判断される。
- 発表会の審査員は執行役員クラス5名 (執行役員って言っても従業員扱いだが)
- 受験者は19人
- 不合格者はぼく1人
非承認(不合格)の理由(原文ママ)
告げられた非承認理由は次のようなものでした。
①斬新なアイディアのもと現場をオペレーションし目標を達成した事は評価できる。
②ただし部署での規定の活動を実行に移した面が強く、
③販社の活用や現在の施策で中期計画が達成可能であるかについて
④考察の深さや視野の広さが質疑からは確認できなかった。
⑤今一度視野を広く持って多面的に施策の検討立案を行い組織やリソースを最大限に活かしながら中期的な到達を見据えて活動につなげて欲しい。
⑥今後のさらなる研鑽を期待する。
非承認理由への反論

>①斬新なアイディアのもと現場をオペレーションし目標を達成した事は評価できる。
であれば、合格させてくれ。
- 販促でyoutubeを活用したり(会社初)
- 販促業務をアウトソーシングしたり(これも会社初)
しました。これだけで十分。しかも結果が数字で出てる。
>②ただし部署での規定の活動を実行に移した面が強く、
当たり前でしょ。中級社員(平社員)なんだから。
部署での規定の活動を無視して、独自に活動したら業務命令への背任。
しかも、①の「斬新なアイデア」を考えたのはぼくです。
そのアイデアを事業部長に説明して予算取ったのもぼくです。
決裁を通しているわけだから知っているはず。
>②販社の活用や現在の施策で中期計画が達成可能であるかについて・・・
そもそも「販社の活用」なんて先期の実施項目(上位方針)にありませんでした。
こんなん、後だしジャンケンです。
「販社の活用」は審査委員長のY氏が個人的にやったら良いと思っているだけ。(噂で聞いたけど)
(Y氏はスタッフ出身で営業や商売の経験をお持ちでなく机上の空論ばかり)
Y氏は自分が「販社の活用」が有効な施策だと思うなら、
自分で株式会社立ち上げて、なんか商品作って、販社活用して拡販してみたらいい。
(あまり有効な施策でないと実感すると思います。)
偉そうなことはビジネスで実績(数字)出してから言って欲しい。
>③考察の深さや視野の広さが質疑からは確認できなかった。
確認できない原因として考えられるのは下記の3つ
1) ぼくの説明がヘタクソ
2) 審査員の頭が悪く理解できない
3) 審査員は理解しているけど、ぼくを落とすために理解できなかったことにしている。
仮説を一つずつ検証します。
まず一つ目。
実はこのあとぼくは転職活動を開始しました。
採用面接では昇格試験とまったく同じプレゼンをしまし。
そして、5戦5勝(勝率100%)でした。
なので1)は否定されます。
次に2つめ。
審査員はそれなりの大学を出ており、出世もしているので2)も否定されます。
(ちょっと乱暴な論の展開ですが・・・)
そうすると、3)が正しいということになります。
まとめ
こんな形でぼくは1mmも納得できない理由で落とされました。
ホントにあとからとって付けたような理由です。
じゃ、落とされた本当の理由は何なのか?
実は思い当たる節がたくさんあります。
下記です。
・結果を出して社内で威張り散らしていた。
・結果を出せない社員をディスっていた。
・試験の半年前に社内異動の公募制度にこっそりエントリーしていた。
・MBA留学したい(そんな制度ないのに)とか、調子こいたことを人事に言っていた。
うん、これならぼくが会社サイドの人間だとしてもぼくを落とす(笑)。
ただ、一つ確実に言えることは、
「告げられた不合格の理由」はでっち上げだということ。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
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