昇格や登用は出来レースって本当?
都市伝説じゃないの?
本当です
人の異動(昇格・登用含む)は1年くらい前から検討される
昇格試験のエントリーはフツー試験の1年くらい前です。
何故そんなに早い時期にエントリーさせるか?
それは、さっさと候補者達をテーブルに乗せて、
前倒しで来期以降の人員体制を検討したいからです。
昇格試験の結果を見て、
さて、今期の組織体制どうしようか?
なんて考えてたら遅すぎなわけです。
離職率の低いホワイト企業であれば、欠員が出る要素は定年退職くらい。
そこは完全に予想可能。
その空席を玉突き人事で、ヨコに動かしたりタテに動かしたりして埋めます。
そして、タテ異動の対象になった従業員が昇格となるわけです。
決して昇格試験の論文だとかインバスケットの結果を受けて、
決まっているわけではありません。
【参考文献】
昇格試験の結果はフツーの人事異動の辞令みたいなもの
組織全体のバランスを一番に考えて、
誰をヨコに、誰をタテに動かすか決めて、
タテに動かす人に、
よく頑張りましたー、昇格です。おめでとう。
とします。
そして、今の席に残留になる人には、
論文がイマイチだった・・・
などと不合格の理由をテキトーにあと付けして終わりです。
【やめて欲しい】「不合格の理由」と「試験の結果」のこじつけ
ここで最も頭にくるのは💢
会社都合で落としているのに、
その理由を昇格試験の結果と無理くりこじつけてくるところです。
まりも隊長は、
- ぶっちぎりの売上実績
- ほぼノーミスの筆記試験
- 洗練されたプレゼン
- 高得点のTOEIC
を揃えましたが落とされました。
人事から口頭で伝えられた不合格の理由は
プレゼンの質疑応答で回答できていない部分があった・・・
だったと思います。
非承認の通知の文書には、
と書いてありました。
意味分からん。
やることやったんだから、昇給させろ。
最初はすっごく落ち込んでいました。
自分の力不足を疑いました。
しかし、
やっぱりなんかヘンだな・・・インチキじゃね?
という疑念が湧き、
いろーーんな情報を総合的に考慮して考えた結果、
- 自分の実力不足:✕
- 昇格試験≒インチキ:◯
という結論に至りました。
常識的で真面目な不合格者は、
論文の書き方をもっと磨かないと・・・
分析力をもっと高めないと・・・
などと思いつめ、無駄な方向へ努力をするハメになります。
ホントは会社都合で落ちているのに・・・
う〜、みじめ。
まとめ
昇格を含めた一つ一つの人事異動は、
個別の事情ではなく、
組織全体の調和を最優先に決定されます。
そして、その人の異動には大きな流れみたいなものがあります。
それが出来レースと言われる所以です。
目先の試験結果なんて関係ないんだ・・・
昇格試験なんて単なる儀式だから、
社畜的にはあんまり工数をかけないほうがいいです。
受かるときは受かるし、落ちるときは落ちるから。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考文献です。会社目線で人材登用について理解できます。
まりも隊長のその後
まりも隊長は積水化学で19人中1人だけ係長試験に落ちました。
でも、自分は優秀で、審査員の役員たちの方が無能だと思いました。
そこで、自分で株式会社を立ち上げました。
その結果、年間1,400万円くらい稼げるようになりました。
これは積水化学の「部長」の年収を超えています。
今39歳ですが、この年齢だと最速で昇進しても課長(年収1,000万前後)くらいです。
したがって私は同期入社組で年収トップということになります!!!
積水化学の社長の年収は6,000万円と言われています。
(IRの役員報酬の数字からしてもこんなもんだと思います。)
45歳までにこの数字をクリアしてやろうと思っています!!!
昇格試験に落とされて会社を辞めるのは逃げではありません。
攻めです!快進撃です!!!
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